食品表示を考える消費者と生産者、事業者の集い(2023.12.8)

パンや菓子類といった小麦製品など、多くの食品の原料原産地表示は、輸入小麦などを使用しているにもかかわらず、「小麦粉(国内製造)」という表示が付けられています。JA全中など農業団体、消費者団体など多くの運動によって2013年に食品表示法が成立し、すべての食品について原料原産地の表示が義務付けられました。ところが輸入原料なのか国産原料なのかわからない、「国内製造」という製造地表示が認められてしまいました。加工原料を経て製造される食品は加工原料の製造地を書けばよいという、実質的な原料原産地表示隠しの制度です。消費者団体の調査でも国内製造の表示が消費者の誤解につながっていることも明らかになっています。
食品表示を考える議員の会の主催で、消費者庁を招いた意見交換会を開催しました。消費者庁は食品表示基準で決まっている、検討会で議論された、等の回答を繰り返しました。

日 時:2023年12月8日(金)10~12時
場 所:衆議院第2議員会館 第8会議室/オンライン併用
主 催:食品表示を考える議員の会、食品表示問題ネットワーク共催

 ○食品問題表示ネットワークからの問題提起
○法律家からみた食品表示法と食品安全基準について
○消費者の声
○生産者の声
○議員発言
○消費者庁回答
○意見交換

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